納骨・永代供養

宗派を越えた、「太子まいり」の信仰/西方院の納骨・永代祠堂(永代供養)

聖徳太子のお遺髪が納められ、また太子御作と伝わる阿弥陀如来尊像を安置する当山は「お太子さん」として人々から親しまれ、古来より宗派を問わず各地から、お遺髪(毛骨)やお遺骨が納められております。

西方院の納骨

当山では、[毛骨の納骨]・[本骨(喉仏)の納骨]・[胴骨の納骨と永代供養]など、様々な納骨の方法がございます。ご都合に合わせた納骨方法をお選びください。

毛骨の納骨

髪の毛を剃り落とし、出家者の姿となって極楽へ向かう。昔から枕経の際、剃度の作法により毛骨をとる習慣があります。当山の納骨堂に聖徳太子の毛骨(ご遺髪)が納められているという信仰から、「お太子さんのもとで」と多くの方々が今も毛骨を納骨されています。

本骨(喉仏)の納骨

胴骨をお墓などに納められた後も、しばらくお仏壇でおまつりされることが多い本骨(喉仏)。一周忌や三回忌などの法要の折に、また春・秋のお彼岸に当山の納骨堂へ納められ、その菩提を弔われます。

胴骨の納骨

本来、胴骨はお墓に納めて供養いたしますが、近年ではお仕事の都合で転居を余儀なくされるなど、生活スタイルの変化に起因する様々な事情で特定のお墓を持たない方もおられます。当山では、納骨堂に胴骨を納めてお位牌を本堂内におまつりし、ご遺族の皆さまに代わって永代にわたり、各霊位の供養をいたします。

納骨法要

納骨法要風景

当山にご納骨いただきます毛骨・本骨・胴骨などの霊位を、本堂にてご回向いたします。

納骨法要風景

次に、鐘楼堂にて引導鐘を撞いた後、鐘楼堂にておまつりいたします。

納骨法要風景

春の彼岸会前(3月初旬)の納骨法要にて、納骨堂へ納めさせていただきます。

西方院の永代祠堂(永代供養)

当山の過去帳に「戒名(法名)」、「俗名」、「ご命日」を記載し、お位牌を本堂内にお祀りして、毎日の朝夕の勤行にて永代に渡りご回向、ご供養をいたします。また、ご命日や春秋のお彼岸、お盆などご希望の日には、お位牌を仏前にお祀りして本堂にてご回向をさせていただきます。ご希望日時、ご要望などをお気軽にご相談ください。

お位牌での永代供養

お墓・仏壇は既にあるけれど寺でも永代に渡り供養したい方や、遠方にあるため日々のお参りが難しく、近くでお参りをしたい方はぜひご相談ください。当山にてお位牌を作成し永代に渡って供養いたします。

本骨(喉仏)の納骨

跡継ぎがいないなどの理由でお墓を建立する予定の無い方、また遠方のお墓の改装をお考えの方は、当山で納骨法要を含めた永代供養をいたします。

納骨・永代祠堂(永代供養)をご希望のみなさまへ

当山では、納骨・永代祠堂(永代供養)の見学・お問い合わせを随時受付いたしております。ご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

まずは[電話]か[お問い合わせフォーム]から当山寺務所へご連絡ください。

永代供養、よくあるご質問

永代供養とは何ですか?

永代供養とはお墓・仏壇の承継者がいなくても、代わりにお寺などが永代にわたって供養をすることです。

どのような場合に、お願いすればよいのでしょうか?

主に、以下のようなご事情でご相談をいただいております。

跡継ぎがいないため、お墓を継いでくれる家族がいなくなってしまう。

経済的な事情から、お墓にあまり費用をかけることができない。

頻繁にお参りをすることが難しく、掃除や供養を含めた管理をお願いしたい。

長男ではないため、本家のお墓に入れない。

Case#01.父親が亡くなりました。供養をお願いしたいのですが…。

父が亡くなりました。自分は転勤族で、将来にわたって1カ所に住居を構えることができないため、墓地を用意してもその後の供養をどのようにすればよいか悩んでいます。

当山の納骨堂にご遺骨(胴骨)を納め、お位牌を作成いただくことで、当山がご遺族の皆さまにかわって永代にわたり供養いたします。

Case#02.自分は独身なので、先祖代々のお墓を今後どのように供養すればよいか…。

これまで自分が先祖・両親のお墓や位牌、仏壇をお祀りし守ってきましたが、独身で跡継ぎがいないため、後を見る者がいません。今後の供養のことを考えると心配です。

各霊位のご戒名を刻んだ先祖代々のお位牌をお作りし、当山にて改葬していただくことが可能です。以降は当山にて、永代に渡り各霊位のご供養をいたします。